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国内初の新型インフルエンザ感染確認を受けての麻生内閣総理大臣への申入れ



自由民主党大阪府第11選挙区支部長
衆議院議員 井脇 ノブ子

 時下、益々ご清栄のことと、お慶び申し上げます。

先週の土曜日(5月16日)に、兵庫県在住の男性が新型インフルエンザの患者であることが判明しました。これは国内初となる感染の確認でした。その後、感染者は関西を中心として急速に広がり、本日(5月18日)午後1時現在で130人にのぼっております。

私ども与党は、土曜日に与党新型インフルエンザ対策に関するPT座長が厚生労働省から現状を聴取しており、週明けの本日11時より自公の幹事長、政調会長出席の上、与党PTが開催され、関係各省より対策の状況について説明を受けたところでございます。

その後、正午過ぎに院内大臣室で、河村官房長官に新たな事態に対して国と地方及び地方間での緊密な連携等を含め、7項目について申入れが行われました。その申入れの内容は下記の通りです。

なお、この申入れについてのご意見・ご要望等があれば、私どもまでお寄せ下さい。




国内初の新型インフルエンザ感染確認を受けての麻生内閣総理大臣への申入れ

今般の新型インフルエンザ対策については、これまで水際対策を強化し、ウィルスの国内への侵入を防いできたが、一昨日、国内で最初の新型インフルエンザ患者が確認され、その後も感染者が増加し、既に国内において一定程度の感染拡大が見られている。しかしながら一方、ほとんどの患者が軽症であり、すでに回復されている方々も見られる。
こうした状況を受け、今後、次の点に留意して対策を講じられたい。

1. 今般、国内で発生した新型インフルエンザについては、既に広域的に感染を拡大させている可能性もあり、近隣の都道府県が連携して感染拡大防止対策に取り組むことが重要となることから、国においては、都道府県間の連携について必要な調整を図られたい。
2. 新型インフルエンザが国内発生した今、特に地方自治体と医療機関との連携体制の確立は喫緊の課題であり、
   ・発熱外来に係る広報活動の強化
   ・発熱外来を設置している基幹病院と一般診療所、病院との緊密な連携体制の確保
を徹底するため、地方自治体及び医療機関に対して十分な財政的支援がなされるよう配慮されたい。また、基礎疾患のある方に対する早期発見・早期治療などの対策も早急に検討されたい。
3. まん延直前の段階と認識される地域においては、重篤な患者以外の方に対する柔軟な対応(他の医療機関での診察、軽症者の自宅療養等)を可能とするよう早急に検討されたい。
4. 新型インフルエンザの感染拡大を防止するため、保育所の臨時休業等が行われた場合、子どもを預けることができなくなったことにより休業せざるを得なくなる従業者が、職場において不当な扱いを受けることがないよう、必要な対策を講じられたい。
また、医療従事者や社会機能維持者、母子家庭・父子家庭等どうしても保育が必要なものについては、保育の確保について早急に検討されたい。さらに、臨時休業を行った保育所に対する財政的支援がなされるよう検討されたい。
5. 国内発生を踏まえ、新型インフルエンザにかかっているのではないかとの不安を持っている住民の方々からの相談に、地域において24時間ワンストップで対応できる体制を整備されたい。
6. 国や地方自治体からの要請に基づき休校、休業等を行う私学、保育所、福祉施設等の運営において生じる特別な損失に対しては、補償制度を創設するなど、国において適切な措置を検討されたい。
また、イベント、行事の中止や集客施設の休業、事業活動の縮小等に伴う事業運営の影響や訪問自粛等による観光産業等への影響に対しても適切な支援措置を検討されたい。
7. 検査器具、試薬については、必要なものが各地域で確保されるよう万全を期されたい。また、検査の判断を一例目から各都道府県に委ねるよう検討されたい。

以上


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